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仮想通貨(暗号資産)市場で人気上位の「ドージコイン(DOGE)」と「柴犬コイン(SHIB)」。2021年にミームコイン旋風を巻き起こしたこの2つのコインが、今再び注目を集めています。市場の回復ムードを背景に、かつての熱狂の再現や新たな飛躍の機会をうかがっているのでしょうか?
本記事では、これら2つのコインの魅力や値動きを比較し、初心者の方にも分かりやすく解説します。ユーモアとテクノロジーが織りなす犬系ミームコインの世界をお楽しみください。
ドージコインは、2013年に誕生した元祖犬系ミームコイン。名前とロゴは、千葉県佐倉市に当時住んでいた柴犬「かぼす」ちゃん(18歳で永眠)をモチーフとしたDogeミームに由来します。「Doge」はネットスラングで「犬」を意味し、日本語の「わんこ」や「イッヌ」に近いニュアンスです。
元々は仮想通貨の過熱を風刺するジョークとして作られましたが、SNSでの人気を背景に、オンラインチップのやりとりやチャリティ活動に利用されるようになりました。2021年はイーロン・マスク氏の影響で価格が急騰。ミームコインブームをけん引しました。
2024年10月現在、ドージコインの時価総額は約160億ドル(約2.4兆円)。ランキングは8位です(CoinMarketCap)。
ドージコインの成功を受けて多くの犬系ミームコインが誕生しましたが、最も大きく成長したのが自称「ドージキラー」の柴犬コイン(SHIB)です。
2020年8月に匿名の開発者により生み出された柴犬コインは、イーサリアム基盤のERC-20トークン。DEX(分散型取引所)やNFT(非代替性トークン)コレクションなど、スマートコントラクトを活用した独自のエコシステムを展開する異色のミームコインです。
2021年にはイーロン・マスク氏のツイートをきっかけに価格が高騰し、多くの「億り人」を生みました。現在も多数のプロジェクトが進行中。さらなるエコシステムの拡大が期待されています。
ドージコインと柴犬コインは、柴犬つながりの人気コインですが、その個性は大きく異なります。ドージコインが「庶民の仮想通貨(People’s Cryptocurrency)」を謳い、日常使いのデジタル通貨を目指す一方、柴犬コインは「100%分散型のコミュニティ」の確立とWeb3エコシステムの拡大に焦点を当てています。投資家として押さえておきたい基本的な違いを下表にまとめています。
<ドージコインvs柴犬コイン>
ドージコイン(DOGE) | 柴犬コイン(SHIB) | |
誕生 | 2013年12月 | 2020年8月 |
開発者 | ビリー・マーカス、 ジャクソン・パルマー | 「Ryoshi」と名乗るなぞの人物 |
時価総額ランキング | 8位(約2.4兆円)* | 13位(約1.6兆円)* |
ブロックチェーン | 独自ブロックチェーン(PoW) | イーサリアム(ERC-20) |
通貨発行モデル | インフレ型 (毎年約50億DOGEを新規発行) | デフレ型 意図的にトークンを廃棄する「バーン(焼却)」メカニズムを採用 |
発行上限 | なし | 1,000兆SHIB (40%以上バーン済) |
用途 | ピア・ツー・ピア送金(送金、決済、チップ、寄付活動) | Web3エコシステム構築(DeFi、NFT、メタバースなど) |
強み |
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リスク |
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* CoinMarketCap、2024年10月8日時点
遊び心と実用性を併せ持つ2つのコインの魅力と将来性について解説します。
ミームコインの先駆者として圧倒的な知名度を誇るドージコインは、だれでも使えるグローバル通貨を目指しています。
2013年に誕生したドージコインは、そのユーモラスで親しみやすいキャラクターですぐに熱狂的なファン基盤を確立。オンラインコミュニティでの情報交換やチップのやりとり、チャリティ活動などで社会現象となりました。
イーロン・マスク氏やマーク・キューバン氏(米NBAダラス・マーベリックスの元オーナー、米国版『マネーの虎』にも出演)といったメディア露出の多い有名実業家の支持も認知度の向上に大きく貢献しました。
2024年10月現在、Redditのメンバー数はビットコインに次ぐ約250万人、X(旧Twitter)公式アカウントのフォロワーは約400万人に達しています。
ドージコインは、ビットコインの約10倍の取引スピードと手数料の安さから、決済手段としてのポテンシャルを高く評価されてきました。
すでに、GUCCIやAMC映画館といった大手企業、ShopifyをはじめとするECプラットフォーム、WordPressなどのウェブサイト構築ツールがドージコイン決済に対応しています。
イーロン・マスク氏関連企業の動向にも注目が集まります。SpaceXはDOGE-1ミッションの支払いをドージコインで受けており、Teslaのウェブサイトも最近ドージコイン決済に関するFAQを公開しました(上図)。投資家やユーザーの間では、X(旧Twitter)のP2P決済サービス「X-Payment」への採用期待が高まっています。
ドージコインは技術的な卓越性よりも実用性を重視し、決済利用の促進に向けた技術開発に軸足を置いています。
直近の報告(上図)によると、開発トレイルマップをベースに主に以下のプロジェクトが進行中です。
GigaWallet:オンラインショップや実店舗向けの決済処理システム(上図STEP 2)
Radio Doge:インターネット接続のない地域でもドージコイン取引ができる衛星通信ネットワーク(STEP 2)
Project Sakura:イーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリン氏の協力のもと、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行を模索(STEP 3)
ドージコインが真のグローバル通貨へと進化するには、決済手段としての普及が鍵となるでしょう。ドージコインの購入方法は「ドージ(DOGE)を買ってみよう」をご覧ください。
柴犬コイン(SHIB)は、「ShibArmy(シバ軍団)」と呼ばれる熱心なコミュニティに支えられ、多彩なプロジェクトを展開しています。
(ShibTheMetaverseトレイラーより)
柴犬コインは、イーサリアムのスマートコントラクト技術を活用し、独自のエコシステムを拡大中です。
展開中の主なプロジェクトは以下のとおり。
シバスワップ(ShibaSwap):柴犬関連トークン(SHIB、BONE、LEASH)のスワップ(交換)やステーキングができる分散型取引所(DEX)
SHIBOSHIS:柴犬をモチーフにしたNFTコレクション。Bybit NFT Proで購入可能です。
シバリウム(Shibarium):レイヤー2ソリューション。処理速度の向上とガス代(ネットワーク手数料)の大幅削減に成功。
柴犬エコシステムのマーケティング責任者Lucie氏からは、柴犬の世界観にどっぷり浸かれるメタバース「ShibTheMetaverse」(上図)がリリース間近であることや、独自のステーブルコイン「SHI」の開発が進行中であることが明かされています。
柴犬コインを支えるShibArmy(シバ軍団)は、その行動力や結束力で知られます。
2021年10月、ShibArmyは米ネット証券ロビンフッド社に対し柴犬コインの取り扱いを求めて署名運動を展開し、50万以上の署名を集めました。この活動の影響もあり、柴犬コインの価格は急騰し、時価総額は一時的にドージコインを追い抜きました。
2024年10月現在、X(旧Twitter)公式アカウントのフォロワー数は約390万人。ドージコイン(約400万人)に迫る勢いです。
さらに、コミュニティ主導で定期的にトークンバーンキャンペーンを実施し、流通するコインの一部を意図的に廃棄することで、柴犬コインの希少性と通貨価値の向上を図っています。
ただし、初期発行枚数1,000兆SHIBのうち、50%が分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)で流通し、残りの50%はイーサリアムの生みの親「ヴィタリック・ブテリン」氏に送金されました。ヴィタリック氏は「権力の集中を避けるため」にその90%をバーンし、残り10%をインドのパンデミック対策基金へ寄付しました。そのときにSHIBの41.02%がバーンされており、それ以外のバーンは0.3%程度に留まっています(本記事執筆時点)。
柴犬コインは将来、DAO(分散型自律組織)による分散型ガバナンスへ移行予定です。DAOは、ブロックチェーン上で投票を通じてプロジェクトの方向性を民主的に決定できる透明性の高い仕組みです。
保有する柴犬関連トークンの種類に応じて異なるテーマの評議会に参加できる多層的なガバナンス構造が予定されており、たとえばSHIBトークンの保有者は慈善活動と文化保護に関する決定に、BONEの保有者は教育・研究、テクノロジー開発の評議会に参加できるようになるようです。
参加型のガバナンス構造へ移行することで、コミュニティメンバーの帰属意識や参加意欲が高まり、エコシステムの持続的な発展につながると期待されています。
柴犬コインの詳細は、「柴犬コイン(SHIB)とは?|ミームコインで再び億り人は目指せるのか」も参考になります。
ドージコイン(DOGE)と柴犬コイン(SHIB)の価格チャートを比較し、値動きの特徴を探っていきましょう。
(データ出所:CoinMarketCap、2024年10月3日取得)
上のチャート図は、ドージコイン(DOGE)と柴犬コイン(SHIB)の価格推移を示しています。値動きには大きく3つの特徴が見られます。これらの特徴について、次のパートで詳しく解説します。
特徴①:市場全体(ビットコイン)との連動性
特徴②:著名人の発言やSNSトレンドの影響
特徴③:各コイン固有の要因による価格変動
両コインは仮想通貨市場全体、特に主要通貨であるビットコインの動向に影響されます。市場が好調な時には、主要コインを上回るパフォーマンスを示す傾向がありますが、下落基調に入ると平均以上の下落幅を示すことがあるため要注意です。
2017年後半~2018年:ビットコインバブルに連動し、DOGEが上昇
2021年:仮想通貨ブームの中、DOGEとSHIBが驚異的に急騰。特にSHIBは1年で数十万倍ともいわれる驚異的なパフォーマンスを達成。
2022年~2023年:市場全体の低迷に伴い、安値圏で推移
2023年後半~:市場の回復やビットコイン現物ETFの上場などを背景に回復基調。
両コインの価格は、著名人(特にイーロン・マスク氏)の発言やSNSのトレンドに敏感に反応します。
2021年5月:マスク氏が「ドージの父(Dogefather)」を名乗りTV出演予告をツイートするとDOGEが急騰し、過去最高値(約80円)を記録。SHIBにも波及効果が見られた。
同年10月:マスク氏の愛犬、柴犬の「Floki」に関するツイートで両コインが再び急騰。SHIBは過去最高値(約0.01円)を記録。
DOGEとSHIBは、それぞれ固有の要因によって短期的にも価格が変動します。
DOGEは決済手段としての採用期待で価格が上昇する傾向があります。
2022年10月:マスク氏によるTwitter(現「X」)社の買収
2023年4月:Twitterロゴが一時的にDogeミームに変更される
2024年:X Paymentが全米各州で送金ライセンスを申請中(2024年9月時点で37州で取得済み)
SHIBの値動きには、コミュニティ活動や開発動向の影響が見られます。
2021年10月:月初にマスク氏のFloki(柴犬)関連ツイートで急騰を始めたSHIBは、柴犬NFTコレクションの発売や上場署名運動などを経て同月末に史上最高値に達した
2023年8月:シバリウムのサービスローンチ時に上昇
過去の値動きは将来を保証するものではありませんが、トレンドの把握とリスク管理の参考にすることは重要です。
Bybit(バイビット)は、高い流動性と顧客本位のサービスを提供する世界最大級の暗号資産取引所です。全世界で約5,500万人が利用中(2024年10月時点)。次なるマイルストーン6,000万人に向けて躍進中です。年中無休のサポート体制にも定評があります。
Bybitなら、ドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)を簡単に購入できます。
ドージコイン(または柴犬コイン)の買い方をご案内します。
アカウント作成は2~3分で完了します。こちらから登録しましょう。
ログイン後、画面左上の「暗号資産を購入」>「ワンクリック購入」の順にクリックします。
「ワンクリック購入」画面に移動したら、「受取」欄で「DOGE」(ドージコイン)(または「SHIB」(柴犬コイン))を選び、購入したい金額を「支払い」の欄に日本円で入力するか、「受取」欄に購入する通貨建てで入力します。
「決済方法」で「Bank Card」を選択して「カードを追加」をクリックします。カード情報の入力画面に進み、クレジットカードの紐付けを完了します。
クレジットカードの紐付けが完了すると、決済内容の確認画面が表示されます。内容を確認し、「確認」をクリックします。
操作に迷ったら、「Bybitで銀行カードを使ってコインを購入する方法」をご覧ください。クレジットカードの場合も基本的な手順は同じです。
また、Bybitでは、P2P(ピアツーピア)で購入する方法や、法定通貨を入金して仮想通貨を購入する方法も提供しています。詳しくは、「【完全ガイド】Bybitで仮想通貨を手数料無料で購入する方法」をご覧ください。
Bybitではチャートを見ながら注文を出すことも可能です。仮想通貨の購入資金として、事前にUSDT(テザー)を入金しておきましょう。入金方法に迷ったら、Bybitヘルプセンターの「暗号資産の入金方法」も参考にしてください。
チャートを開くには、Bybitのトップページ右上の検索欄で「doge」または「shib」と入力し、「DOGE/USDT」または「SHIB/USDT」をクリックするだけ。スタンダード画面が表示されます。
チャートが表示されたら、画面右端の「注文価額」でUSDTの枚数を入力します。注文内容の入力が済んだら、右下の「DOGEを買う」または「SHIBを買う」をクリック。取引内容を確認し、注文を行います。
Bybitプラットフォーム上で、チャート分析に便利な「TradingView」を利用できます。複数の仮想通貨を比較する場合は、チャートを重ねて表示できる比較チャート機能がおすすめ。例として、DOGE/USDTのチャートにSHIB/USDTのチャートを重ねて表示する方法をご紹介します。
手順1:
DOGE/USDTのチャートを表示した状態で、チャート右上の「TradingView」をクリックし、スタンダード画面からTradingView画面に切り替えます。
手順2:
チャート中央上部の「+」をクリックし、検索窓に「shib」と入力して「SHIBUSDT」を選択するとチャート画面上にSHIB/USDTのラインチャートが追加されます。チャートの右クリックで表示・非表示の切り替えや、カラーの変更も可能です。
ドージコインや柴犬コインについて、よくある質問にお答えします。
犬好きにはどちらのコインも魅力的ですが、選び方のポイントを整理してみましょう。
ドージコインに向いている方
定番を押さえたい方:時価総額や認知度で圧倒的トップに君臨するドージコインは「ミームコインの王者」です。
イーロン・マスク氏に注目している方:SNSをフォローしていれば、マスク氏の最新情報と投資のヒントを効率的に得られて一石二鳥です。
柴犬コインに向いている方
短期的な価格上昇に期待する方:「億り人」といえば柴犬コイン。ただし、急落リスクにも十分に注意しましょう。
最新のテクノロジーに興味がある方:柴犬エコシステムでDeFi(分散型金融)やNFTなどのWeb3技術を体験できます。
「どちらも捨てがたい」。そんな方は、両方を少しずつ保有する「多頭飼い」も一つの戦略です。ただし、値動きに連動性があるため、他の仮想通貨や株式などと組み合わせると、より効果的です。詳細は「暗号資産ポートフォリオをうまく管理する方法(5つの簡単な方法)」をご覧ください。
ドージコインと柴犬コインは、新興ミームコインに比べて時価総額が大きく、比較的安定した市場地位を確立しています。さらに、初心者にとって以下のメリットがあります。
情報が豊富:コミュニティが活発で、初心者向けの情報も豊富です。
取引がしやすい(ドージコイン):手数料が安くスピーディな取引が可能なので、仮想通貨の送金や支払いにも気軽に挑戦できます。
最新技術の体験(柴犬コイン):DeFi(分散型金融)やNFTなどの最新技術を楽しみながら学べます。
いずれも初心者が仮想通貨の世界に慣れるための良い機会となりますが、ミームコイン特有の価格変動リスクが伴うことを理解し、慎重に取り組む必要があります。Bybitアカデミーは、他にも初心者向けの投資方法を多数ご紹介しています。詳しくは「Bybit(バイビット)|初心者必見!仮想通貨(暗号資産)購入ガイド」をご覧ください。
ドージコインのモチーフとなった柴犬「かぼすちゃん」は、飼い主の佐藤敦子さんがブログにアップした写真をきっかけに世界中から愛される存在になりました。かぼすちゃんは2024年5月に18歳で亡くなりましたが、ミーム文化やドージコインを通じていつまでも人々の心に生き続けています。
仮想通貨市場では佐藤さんが新たに迎えた保護犬「ねいろちゃん」にちなんだ仮想通貨が複数誕生し、新たなミームコインブームを巻き起こしています。「Neiro(NEIRO)」は、Bybit「アドベンチャーゾーン」で、他の関連コインもBybit DEX Proで購入可能です。ただし、新興ミームコインは投機的な側面が強く、将来性や実用性は不透明。慎重に投資判断を行うようにしてください。
本記事では、人気の犬系ミームコイン「ドージコイン」と「柴犬コイン」を比較し、その魅力と将来性を探りました。ジョークから生まれた2つのコインは、主に個人向けのニッチ市場で実用性へシフトし、ミームの枠を超えた成長を遂げています。
ミームコイン特有の値動きには注意が必要ですが、従来の金融システムとは異なる価値観や需要を体現し、テクノロジーと金融、そしてカルチャーが交錯する仮想通貨ならではの投資先と言えるでしょう。
少額の投資で宝くじ的な夢を追いながら、ポジティブでわくわくする犬系コイン文化を楽しむ。そんな形でポートフォリオに彩を添えてみてはいかがでしょうか。
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